グレゴリー・ベイトソン Gregory Bateson
このことは、彼の娘のメアリー・キャサリン・ベイツンが編集した死後出版の書、「天使恐れる」で、ベイツンが提示する統合失調症患者によって使われる「草の三段論法」の例で例示されています。
すなわち、
三段論法 草の三段論法
人間は死ぬ。 草は死ぬ。
ソクラテスは人間である。 人間は死ぬ。
ゆえに、ソクラテスは死ぬ。 ゆえに、人間は草である。
上記の三段論法における「ごくマイナー」のエラーで「狂気」の人々ができあがることに留意してください。
確かに、仮に人間が自分の頭の中または声に出して独り言を言うのを止めるこのができない地球上の唯一の動物である (ちなみに前者の人々の場合は正常と見なされ、後者の人々の場合は「狂気」というレッテルを貼られる可能性が高くあります) ことを念頭に入れるとしたら、これらの 2 つのタイプの人間の間の相違は相対的であると見なさざるをえないでしょう。
ベイツンの各著は、効果的なコミュニケータになることを望む人すべてに高く推薦されます。
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